浪費、ギャンブルが原因で任意整理を行った債務整理事例

「相談前状況」

Yさんは既婚者でしたが小遣いが月に2万円しかありませんでした。付き合いで飲みに行くと1~2回で無くなってしまい、以降は妻に事情を説明し、改めて妻から不足分をもらう形をとっておられました。

しかし、月に何度も小遣いの無心をするのが忍びなく、携帯電話の引落に使っていたカードを使って借入をしたのが、発端でした。

以後、自分の財布の現金が増えたかのように感じたYさんは買い物やパチンコをするようになり、無計画に借入と返済を繰り返しました。当事務所へ相談に来られた時は7社230万円に膨らんでいました。

「解決方法」

浪費が原因で返済が困難となったため、破産・免責手続きは取りにくいと考え、任意整理手続きを選択しました。

奥様と一緒に当職事務所に相談にきて頂き、家計の見直し、酒やタバコの禁止を含む支出の削減に取り組んだ結果、ある程度の支払いの目処がたちました。

奥様は相当なショックを受けておられました。引直計算の末、少額になった債権者に対しては支払い、3社120万円まで減額できたので、将来利息をカットしてもらい、元金だけを月額合計3万円、3年かけて支払う契約を各社と結びました。

「解決後状況」

無駄な浪費をやめ、煙草をやめて非常に健康になりました、と笑顔で報告に来られました。

奥様を含めてご相談しながら、無理なく返済計画を立てたので、余裕をもった家計になりました。よほどのことがない限り返済が滞ることはないと思われます。

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