任意整理の実例
任意整理・ファイナンシャルプランニングによる生活再建事例
●Sさん(20代)の事例
Sさん夫妻は、もともと収入が夫22万円、妻は3万円の、夫婦合わせて25万円前後の家計であるにもかかわらず、家計簿をつけてみたところ、支出はなんと35万円もありました。なんとなくお金を使っていた奥さんは、どうも毎月お金が足りないと感じていました。
しかし、足りないことを相談すると夫は、暴力こそ振るわないものの、とても不機嫌になり、夫婦げんかの元になりました。そうなるのが嫌で足りない部分を消費者金融や銀行ローンで借り入れをしていました。借りては返すを繰り返し、借入総額は440万円になりました。
当事務所の提案内容
まずは家計の見直しをするため、家計簿をつけてもらいました。すると住居費が6万5千円と高いこと、夫婦でタバコを月々3万円、家族3人ですが食費に10万円、被服費に3万円、娯楽費に8万円、保険に3万円使っていることがわかりました。
収入に比して家賃が高めなので、着手後すぐに市営アパートに申し込みました。タバコを夫婦でやめてもらい、娯楽はしばらくストップしてもらいました。また食費を5万円に抑えるよう、買い物の仕方を1週間まとめてではなく、3日間で必要なだけ買うこと、家の食材をメモして買い物に行くこと、完成品を買わずに、なるべく食材から作るようにすることなどを実践してもらいました。保険も会社で入っている保険とかぶっている民間保険を見直し、1万8千円まで削りました。そうしていくと最終的に支出は18.2万円減り、約17万円程度にまで抑えることが出来ました。
当事務所にて面談から解決まで
月々の生活を給料の範囲内に抑え、一部を返済に回しました。ボーナスがありますが、増減するためあまり期待せず、いざというときの支出用に貯金に全額回しています。少々のアクシデントにも耐えられる、体力のある家計になったといえます。
当事務所は、債務整理相談に対応する司法書士がファイナンシャルプランナー資格を保持している為に、ただの手続きだけにならず、その後の生活が問題なく送る事ができ、生活の建て直しを行うサポートをする事が出来ます。