慰謝料養育費を貰わず離婚をし、借金が増えて自己破産をしたケース
「相談前状況」
OMさん(女性)は平成19年5月に離婚しました。離婚時に14歳と12歳の子供がいましたが、慰謝料養育費はもらわず別れました。
離婚後すぐに就職出来ましたが、給料は手取り18万円でした。次の年には子供が二人とも中学生となり、食費、学校、塾、クラブ活動費、その他もろもろのお金が必要で、生活費が足りなくなり、消費者金融から借り入れをしました。
以後は借りては返すを繰り返し、当事務所へ相談に来られました。
「解決方法」
当事務所へ来られた際には2社170万円の借り入れでした。
しかし、余裕資金は月額1万円程度しかなく、とても払えそうにありません。
借入金額が少ない場合でも自己破産ができるのですかとの質問を受けましたが、あくまでその人のケースによりますので、今回のように、収入が少ないケースであると認められる可能性が高いですとお答えした所、納得していただき、自己破産手続きを取ることになりました。
「解決後状況」
借金をゼロにすると同時に家計の見直しをしました。
また、子どもたちも高校生になり、アルバイトをするようになりました。生活に多少余裕ができ、今は順調に借金のない生活をしています。