体が弱く、病気を患っており、借金苦の末、自己破産したケース
「相談前状況」
Kさんが当事務所に相談に来た時借金は4社196万円でした。体がもともと弱く、心臓の病気を患っておられました。
パートで月額5万円の収入がありましたが、生活保護を受け、家賃込みの生活保護費が5万円から7万円ありました。20年続いた結婚生活は厳しいもので、生活費を渡してもらえなかったKさんは借金を重ねました。
その後家庭内別居が続いた夫から暴力を振るわれ、身一つで東京から実家のある広島に逃げ帰って2年経ったところでした。資産は全くない状況でした。
年金の受給も始まりましたが、生活費が足りず、債権者からはいくつも電話が入り、本当に疲れきって相談にいらっしゃいました。
「解決方法」
生活保護でも有り、これ以上の収入は見込めず、失う資産等もなかったため、破産手続をしました。
「解決後状況」
体の状態は未だよくありませんが、精神的には安定しており、晴れ晴れとした表情になりました。体が動くうちは働きたいといい、いまも現役で働いています。