パチンコで消費者金融への返済が苦しくなり自己破産をしたケース
「相談前状況」
ZYさん(男性)は平成20年、21歳の時にパチンコにのめり込みました。給料が無くなり、ふとしたきっかけで消費者金融のカードを作り、利用しました。気軽に借り入れができるため、財布代わりのような感覚でした。
23歳の時に結婚し、子供が出来ました。生活費がかさむようになり、お金が足りないたびに消費者金融から借り入れを繰り返しました。しかし当然借入金は増え続け、次の返済をどうしようか悩むうち、当事務所へ相談に訪れました。
「解決方法」
当事務所に来られた際には7社330万円の借り入れになっていました。任意整理では通常3年(36回払い)から5年(60回払い)で支払いを組みます。しかし3ヶ月間の家計表を見ても給料と生活費のバランスから、月額3万円しか余裕はありませんでした。
これでは月々支払うことは出来ません。持ち家も自家用車も無いことから、新しいスタートの意味で自己破産で問題解決を図ることにしました。
「解決後状況」
支払いに悩む日々が無くなり、本当に良かったですと言ってくださいました。
月々わずかですが余裕のある生活を続けているようでした。子供が保育園に入れば、奥様が働きに出ることができ、さらなる家計改善につながることでしょう。