スタッフ紹介

笹井 貴宏

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司法書士資格
行政書士資格

2級小型船舶操縦士(旧船舶4級)
ファイナンシャルプランナー

簡裁代理関係業務認定 第124044号
広島司法書士会所属 会員番号675

 

 

 

経歴

昭和46年4月19日 安芸郡府中町にて誕生
平成3年4月 府中中学校、安芸府中高校を経て広島大学法学部入学
平成7年3月 広島大学法学部卒業
平成7年4月 広島大学大学院 社会科学研究科 法律学専攻 入学
平成10年3月 広島大学大学院 社会科学研究科 法律学専攻 卒業(修士)
平成10年4月 笹井司法書士事務所開設(安芸郡府中町)
平成22年2月 広島市中区西白島町へ事務所移転
平成12年5月〜平成14年5月 広島司法書士会 消費者問題対策委員会委員
平成13年5月〜平成17年5月 広島司法書士会 中四国ブロック新人研修委員
平成14年5月〜平成19年8月 広島司法書士総合相談センターリーダー(旧広島司法書士少額裁判サポートセンター)
平成15年5月〜平成17年5月 広島司法書士会 本会理事(研修部)
平成18年3月〜平成19年3月 広島司法書士青年会 会長
平成18年5月〜平成19年5月 広島司法書士会ADR準備室委員
平成19年4月〜平成21年4月 広島司法書士会 広島支部 理事
平成19年5月〜平成21年5月 広島司法書士会 綱紀委員会 委員
平成21年4月〜平成23年4月 広島司法書士会 広島支部 監事
平成23年5月〜平成25年5月 広島司法書士会 本会理事(総務部)
平成25年5月〜現在 広島司法書士会 規則31条業務開発委員会
平成25年5月〜現在 広島司法書士会 非司調査委員会

司法書士になったきっかけ

私が司法書士を目指したきっかけは、大層なものではありませんでした。

親が自営業をしており、大学生の時にあまり自分がサラリーマンになるイメージが湧きませんでした。本屋で本をめくっていると、目に入ったのが司法書士という資格です。法学部に入ったことだし挑戦してみるかというのが最初の動機です。

3年かかりましたが平成9年に無事合格し、そのまま開業しました。

債務整理事件処理方針

当事務所は過払い専門でも、破産・再生専門でもありません。

 何よりも優先する目的は、依頼者の生活再建です。

 当事務所は開業当初からの一貫した信念・方針として、生活再建を掲げています。

どうしてお金を借りなければならなくなったのか、司法書士事務所へ相談に来るのか、なぜ、生活が立ちゆかなくなったのか。きっかけは小さなことだったりしますが、原因はあくまで収よ支出が上回る生活をしてきたためです。

この、収入が支出を上回る生活をしなければ、どんな法的な手続きをとったとしても、結局は同じことを繰り返します。

「自己破産手続」をして、借金がたとえゼロになったとしても、生活自体がマイナスであれば、手続き後も必ず借金の生活になります。
「過払金返還」を受け、一時的に手元にお金が入って生活出来たように見えても、底をつけばすぐに元の借金生活に戻ります。本当の解決にはなりません。

そのため私達の事務所では家計の見直しから入ります。

具体的には家計簿をつけて頂き、なんとなくわかっているような家計を客観的に見るようにします。
すると削るべき支出と削られない支出、注意すべき支出等がわかってきます。

その1~2ヶ月で家計を把握してもらい、
債務の状況を調査し、ゆっくりと方針を決めていきます。

あせって、急いで方針を決めることはいたしません。数ヶ月であれば債権者も待ってもらえます。
また、借金の支払いは一時停止しますので、すこしずつでもお金がたまります。なにより依頼者の方の気持ちを一番に考えますので、
その間色んなお話をし、依頼者の方にとってどの方法が一番適しているか、その方法で依頼者の方が納得するかを優先します。

この時間をかけた状況把握が一番大切だと私達の事務所は考えています。

状況把握せず任意整理で月々支払えそうな金額で安易に和解してしまうと、決着は早いのですが、ゆくゆく支払いに困ったり、破産を進めても依頼者の方の思いと異なったり、いつまでも後悔をし続けないといけないかもしれません。

自宅を手放さない

住宅を売らないで済む方法を最後まで考える、これは私達の事務所の方針の大きな柱です。

なぜなら、自宅を手放さない方が、依頼者の方の債務整理へのやる気を持続させることができるからです。
もちろん、状況によってはやむを得ず、最終的に自宅を手放さないといけなくなることもありますが、粘り強く自宅を手放さない方法を探します。

自宅を手放さないことで、

・現在の環境を大きく変えることなく、債務整理手続(借金の返済)を集中的に進めることができる
・子供の学区の心配をしなくていい。
・親兄弟、親戚近所に引越しの理由を伝える必要がない。
・引越しという労力、それに付帯する様々な手続(電気水道ガス、荷物をまとめる、引越し屋を手配する、各種役所手続、ゴミの扱いの変更、各種保険手続)をしなくてすむ。

といったメリットがあります。
このメリットは決して小さくないため、私達の事務所では、最後の最後まで、自宅を手放さない方法を検討します。

費用の原則分割払い

私達の事務所への報酬費用の支払い方法は分割払いです。

相談に来られる方は通常、真面目に生活をしても、なおかつ収入の範囲では返済ができなくなる状態です。
しかし、司法書士からの受任通知によって、債権者からの催促は一切止まります。

そして依頼者の方の、債権者への支払いもストップします。ストップすることで債権額を確定し、家計の見直しをし、債務整理の方針を定めます。
債権者への支払いをストップすることで、支払いに回していたお金が家計に残ります。その家計に残ったお金を私達の事務所の報酬へ充てたり、貯まった金額により債権者への一括弁済資金、頭金にしたりします。ですので、当事務所の処理にはそれなりの時間がかかりますし、費用は原則分割払いとなるのです。

当時を振り返って

私は平成10年に開業しました。

当初から司法書士として、いろいろやってみようという考えのもと、先輩司法書士に連れて行かれたのがクレジットサラ金問題研究会という組織でした。

弁護士、司法書士、つくしの会(被害者の会)で構成されており、いまでのも続いています。

当時からクレジットサラ金問題が社会問題となっており、サラ金の取立てもひどいものでした。
入会当時お金を借りた人を「被害者」と言っていました。

お金を借りたのに被害者???

社会に出ていない20代の若者ですので、素直にそう思いました。
ですが明らかに勉強不足でした。

当時の貸出金利は上限29.2%。約3割の利息がつくと、一度借りた人はなかなかすぐには返せません。

人間ですから、人生1,2度なにかのきっかけで、つまずくこともあります。
誘惑に負けることもあります。ですが、きっかけは小さな出来事でも、一度サラ金から借り入れをすると、返しても返しても利息ばかりで、元金の減らない現実がありました。

貸し手と借り手の情報に格差があり、借り手は貸し手の言うままに返済し、返済できなくなったら執拗な請求の電話を受けました。真面目な人ほど、返したくても返せない、請求の電話はかかってくる、精神的に追い詰めれらがちでした。

 

自宅を手放さなければならない人、子どもや兄弟を巻き込んで大勢に迷惑をかける人、自殺する人、様々でした。

私も開業当初、新人でも出来る事として、先輩にくっついて一緒に相談を聞くことが有りましたので同席しました。

すると来たときには、今にも自殺しそうな悲壮な表情の相談者が、解決策を示すと、帰りには表情が明るくなって帰っていくのが目に見えてわかりました。

当時でもサラ金業者の司法書士に対する態度は、債務者に対する態度とは異なり、柔らかいものでした。しかし債務整理を手がけている司法書士や弁護士はごく一部で、今のように受任通知を出しても債務者に対するサラ金業者の取立ては止まりませんでした(今は受任通知で請求その他債務者への直接交渉が一切止まります)。

しかし相談者に解決策を示すこと、一緒になって解決しようとする専門家がいるということが、相談者(依頼者)には心強いことだったのだろうと思います。

時間はかかりますが、一緒に生活を立て直し、借金問題を解決することで、たくさんの感謝の言葉を頂きました。当事務所で再び借金をして相談に来るという人は、いままで一人もいません。

趣味

高校時代器械体操をやっており、体を動かすのは好きです。ただ集団競技は迷惑をかけるので、個人競技向きだと自分では分析しています。

ゴルフ

90前後程度ですが、時々いろんな意味で爆発します。始めたのは35歳の時ですが、なかなかうまくなりません。
道具のスペックは Dr:タイトリスト910D2 FW:無し UT:キャスコトルネード 16°19°22°  Ir:バーナー2009US  Pt:TMロッサモンザスパイダー

マージャン

3人打ちです。実家には全自動があり、父親孝行と称して遊んでいます。

釣り

釣って楽しい。食っておいしい。最高ですね。船釣りです。昔で言う船舶4級を持っています。

パソコン

初めに興味を持ったのが「ぴゅう太」です。小学生時代には高価で買ってもらえませんでした。中学生になりMSXパソコンであるソニーの「HITBIT」を買ってもらいました。以後大学生時代NECの9801CE、ソニーバイオ505などを遍歴し、現在は事務所の机周りは4台のパソコンがあります。

 


 

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